見えない世界と親しむ

色んな形で見えない世界と楽しむ

福祉の仕事・(インド占星術)

こんにちは。色々と目に見えない世界のことばっかり書いて来たので、

地に足を着けるバランスで(笑)今日は自分の仕事について書いてみたいと思います。

福祉の仕事が長いです。



一番長いのは、知的・身体・精神障がい者の大人の方対象の施設で2か所、

生活指導員、支援員で合計21年半、でしょうか。



その後、高齢者・精神障害者の方対象の居宅への

訪問介護員・ホームヘルパーで8年、



その訪問介護とのWワークで同時期に、知的障がい・各種障がいの

児童対象で2年半、今も放課後等児童ディサービスでも働いています。



所持資格としては介護福祉士と保育士です。

(地味な資格ですが、これでも2つとも国家資格です・・・)


仕事上の必要性で、産業カウンセラーを講座に夜通って勉強して、試験には通りました。

社会福祉「主事」という、福祉の最低限の資格も持っています・・・。



福祉の勉強・・・難しくて、正直いつも苦手です・・・いつも唸っていました。

理念とか技術はいいのですが、福祉の歴史とか福祉制度とか福祉の法律とか、

つまり・・・頭使うのが・・・。



ところでまた書きたい分野ですが、皆さんはインド占星術をご存じでしょうか。



日本での占いの地位は相当低いですが、インド・チベットでは古代から
真面目に占星術は立派な科学と考えられており、

大学に暦科とかもあると聞きました。

インド占星術を学ぶのは、現代でも社会のいわゆるエリート層?が多いとか。



現に私がアーユルヴェーダのインドハーブを学んだインド人の先生は、

インド医学の最高峰と言われている大学で

総長とか大学院長とかをされていた立派な方でしたが、


お家は代々インド占星術の使い手だったそうです。

(先生のおじいさまは王様・マハラジャ付の軍師?

魔術師?みたいな扱いで、

夜中にお城からお迎えが来ていた、とかな方だったとか。

正直このお話にはアーユルヴェーダより興奮しました!!(笑))



って、話が逸れましたが・・・



前に都会の福祉施設を退職して、スペインのサンチャゴ巡礼に行ったお話しを少し書きましたが、


その後はもう都会に戻ることはせず、地元に戻りました。


その時、このまま次に、国家資格の社会福祉士の資格勉強を始めるか、

それとも違う道に行くか、分からなくなりました。


で、ムリをしても仕方ない、これは

本来の自分の星図を見てもらおう、

そうしたら自分にとってはスムーズな道が分かるだろう・・・

と思いました。


なので、当時独学していた、インド占星術のプロに見てもらうことにしました。

しかしなかなかピンとくる方を見つけられませんでした。



やっと見つけた方は、ハワイ在住のアメリカ人の方でした。

インド占星術の大家のお弟子さん?のもよう。

(って、一番よかったのは、日本人の工学博士が通訳でおられたから

でした(笑))

確かネット電話みたいなので見てもらった気がします。

とにかく沢山の図や言葉が書かれた紙を見ながら、占星術師さんの声を聴きました。



色々言われましたが衝撃だったのが、



「貴女は人生で、神にしか興味がないでしょう。」



と言われたことでした。お口あんぐりでした。



インド占星術では、自分を表すアセンダントと言われる部屋の大家みたいな星が

何室に行ってるのか、で、その方の人生の大黒柱の大テーマが何なのかが

分かるようなのです。総括的に見ても、私の場合はそういう感じみたいでした。



大テーマはそうなのかもしれませんが、自分が困っているのは

今、社会福祉士を取るのか、だったのでそっちを

具体的に教えてほしく聞きました。



すると、その柔和なハワイの方は、急に呆れた様に、


「ノー。福祉は貴女に全然向いてない。」


と言ったのです。



は?と思いました。(カチンと来たと言ってもいいかも・・・)



その時点で、汗と涙の9年半を障害者施設で体当たり全力で働いて来て、

その言われ草は何なの、と。



「あなたに向いているのは・・・癒し業です。」



癒し業・・・って???



「人を癒す仕事です。」



・・・・・。(自分が受けるのは好きです。)



という訳で、また福祉で働き始めました。



自分の星図には、自分を表す部屋に海王星というファンタジーな星がいました。

西洋ホロスコープでもそうでした。(インド占星術のホロにはうっすらと書いてありました)



私は福祉の資格勉強や書類が本当にいつも辛かったので、

占星術師さんの言うことは全く聞かないくせに、海王星を自分が勉強しない言い訳に

使うことにしました。ただのコラなんですが・・・。



いや、真面目な話、目に見えない世界が大好きなのですが、

海王星の様な星が自分の部屋にあるファンタジーな人間が、

実社会でも夢の世界にだけ始終住まずにやれて来れたのは、

圧倒的に人間のリアル劇場に体当たりせざるを得なかった、福祉の仕事のおかげ

じゃないかと思っています。



これほどのへなちょこ人間が人間のリアルと希望を学べたのも、福祉の現場のおかげだし。



辛いことも多かったですが、利用者さん達の生き方から、ほんとに人間の持つ

頭の下がる底力を

学ばせていただけたことの方が、圧倒的に心に鮮明に残っています。



本当に神にしか興味がないのなら、具体性を持っていた方が私の様なお粗末な段階の人間には

よかったのかも、でしょうね・・・。



と、いう訳で、今日も仕事に行って来ます汗。



見て下さった方おられましたら、ありがとうございます。

また書きますね。


とんびオレンジ