見えない世界と親しむ

色んな形で見えない世界と楽しむ

突然、火の柱が立つ男

こんにちは。暑い、暑すぎますね。あんまり暑いので、


今日は、記憶に残っている、「突然、火の柱が立つ男」について


書こうと思います。どこでって、そりゃもちろんインドですー


そういう、想定外の方向から球が飛んでくるとか


突き抜け過ぎなことがさり気なく起こるって大概


インドでじゃないかって気もしています(笑)←偏見?


それともそれは、アシュラムという聖者のエリアだったからなのか


そこはまったく定かではありません。


そんなの全く信じられないよ、という方はスルーされるか、


いつも通り、こいつの変わったファンタジーの一つとしてでもお読み下さいね。




インドの聖者のアシュラムには、世界各国の老若男女がいて、


どこを見ても皆が瞑想してたのですが、次第に結構


日本人も少しですが、いることに気付きました。


まずヒッピー系の人たち。


いや、当時の私は生まれて初めてそういう人たちにナマで会ったので、


結構びびってました。なんというか、自由で、いつも楽しそうで


感性が全て。ラフ&ラブでとにかく男女共に、笑顔がチャーミング。


しょっちゅう瞑想やハグや感動してる(笑)


あの、人との壁の無さに、なんか羨ましさと、人生それで大丈夫なのって


心配との両方を感じました。


で、あと、絵や音楽や文学のアーティスト系の人たち。


しょっちゅうのびのびと創作活動してる(笑)創作が止まんない感じ。


インドって、聖者エリアって、


なんか彼らをインスパイアするエネルギー場なんですかね?


そして地味に多かったのが、哲学てのか、インテリ系の人々。


男女共に東大・京大関係の人たちがやたらいたのはなぜ(笑)


で、何故かこのアホな私はそのインテリ層の人たちに寄られました。


色々話し掛けられて、優秀な彼らにはアホが珍しかったんですかね(笑)


当時やってたバイトの話などすると、ぱぱぱってその場で


賃金と交通費計算しては、


「帰ったらやめてそれ。賃金が交通費で消えてるじゃん」


とか親切に教えてくれました(笑)そうだったんだ~~。


「いいの、渋谷でバイトしてみたかったの!」


とか答えて「えっ、アホなの?意味不明。」とか言われてました(笑)


後日その女性に告白されて仰天したり。(申し訳なくも私は男性が好きな♀)


算数できなくてもよかったのかなー。


けど、基本皆が瞑想が好きで、お互いへの視線が温かだったので、


気にせずいつも自由に喋っていました。


中には東大4年生だっけで、既に何冊も翻訳本を出してる男性もいて、


びっくりしました。あと、数年塾の先生をしては、インドに通う


ライフスタイルの人とか、既に沢山稼ぎながらも


とんでもない芸術的な漫画を描いてる女性とか


まじの能力者とか。(あそこの率、高。なんでだろ~???)



彼らは尊敬する先輩て人の家にも連れてってくれました。


ジャングルの中のツリーハウスです。(笑)木に登れないと入れません。


その尊敬されてた人は日本男性で、いわばインドの猛者って感じで


ガンジス河に住んでそうな雰囲気(笑)


若い奥さんが赤ちゃんを抱えてて


ええ加減、日本に帰ろうか思ってるとか渋い顔で言われてました(笑)


真剣に自然と調和して生きたいんだと語られていました。


印象的だったのは、その男性がコーヒーなどの瓶にいっぱい


小さな水晶を持ってたことでした。(どこでゲットしたのだろう


ヒマラヤで掘ったのかな??あり得る。)



あと別の日に彼らに、一軒家にも連れて行かれました。ジャングルの中です。


どうやらアシュラムに通って瞑想するために


仲間皆で家賃を払って1年くらい住んでるってことでした。インドで??


そんなことがあるんですね。ほんとびっくりしました。


そこで新たに出会った人たちは、ちょっと今でも忘れられない


衝撃的な人達だったんですが、それについてはいつか


「パラレルワールドを旅する人達」って見出しで書こうと


思います。


(当時思ったのは、ああいう能力者的な人たちが


周りを一切気にせずに、のびのびと幸せに暮らせちゃうのが、


インドとかアシュラム周辺なのかもな~~??ってことでした。)



が、今日は暑いので、とにかく火の柱が立つ人のことを


書いちゃおうと思います。←なんで。



アシュラムで、いつもの様に孔雀とかにまたがれながら、


ベンチで喋っていると、Vさんて男性が能力者だよと


周りが教えてくれました。私は基本そういうの興味なかったし


眉唾に思って、どこか反発さえ感じていました。


Vさんもやはり京大卒の人で、6年で卒業して(笑)


今は塾の講師をして日本でお金をためては、このアシュラムに来て


瞑想しているとか。


一見すると、普通の地味な、ちょっと年上の


メガネのシャイなおじさん?て感じでした。


私について尋ねると、しばらく黙った後、


「全然何も見えない。わかんない。」とのこと。なんじゃそりゃ。


で、赤ん坊の頃のエピソードがあるか聞かれて考えました。


そう言えば、母にとっては私は最初の子どもで、突然


私がまったくお乳を飲まなくなった、と。病院巡りしても


異常はないのに、それでどんどん痩せて行ったと。


都会で初の子育てで不安だった母は、いけないと思いつつも


少し乳児ミルクに砂糖を混ぜてみたら、とたんにぐいぐい飲んだので


どっと安心して涙が出たと。しかし、砂糖を入れないと、ピタっと飲まないので、


悩みながらもしばらく砂糖を少し入れてしまったらしい、という話を


思い出して彼に話してみました。(だから今も甘党?)


すると、「何か願を掛けて、死ぬまで砂糖断ちをしてた僧侶だった


のかもしれないね。」と彼は言いました。←それ、能力で見えたの?


「何の願を掛けてたのかな。その願は叶ったのかな?」


と思わず聞きましたが、「わかんない」とのこと。えー。


周りは、「えっ、Vさんが何も分からないって珍しいですね。」


と言っていました。Vさんは、「ほんとに何にも見えないんだよ!」と


あわあわしていました。



その後、例の一軒家で、皆で夕飯を食べたりしたのですが、


食後に、なぜか私とVさんが隣の部屋で


二人で下らないお喋りをしていたときです。


一体自分が何の話をしていたか、まったく覚えていないのですが、


突然、


Vさんの真横から、部屋の向こう側まで、


ダダダダダっと


斜めに「火の柱」が立ったんです!!!


えっ!?!?


今の何!!??


びっくりして、Vさんに尋ねましたが、「ああ、気にしないで。」


と言われました(笑)


気にしないで???


だって、今、火の柱が立ったんだよ???


気にしない訳ないじゃん!!!


あ然として何度も聞きましたが、Vさんは全く取りあいません。


しつこく食い下がりましたが、説明はありませんでした。


それどころか、


「そんなことより、君は一体、誰?何なんだ?


いくら見ようとしても白紙、真っ白すぎてほんとに


全然わからないよ。お手上げ。」と言われました。


(う~ん、アホにはデータがないのかな??)


いやいや、普通何も分からないの当たり前じゃない?


それより火の柱の方が大問題でしょう。


押し問答していると


また!!!Vさんの真横の空間に


「ボッ」と、火が燃えました!!!!!


はあああああああ??????


火が燃えたんですが?!今そこに!!!!


もうほんと、教えて。なんで?なんで???


彼がむにゃむにゃ言うことには、一時期、魔術に興味をもって


練習したことがあったけど、今は興味がなくなった、


まだその名残だろうとか何とかでした。


(なんかテキトーに胡麻化された気がしました。)


魔術!?なにそれ。ありえんくない???


そこのアシュラムの聖者は、たしか魔術なんて


子どものおもちゃみたいなもんだ、下らない、的に書いてた人だったと


思うので、Vさんもそれで練習やめたのかもしれませんが・・・


に、したって、とんでもなくない???


結局あの謎は分からずじまいでした。



そう言えば、アシュラムで会った別の日本人女性に言われたのが、


(その人も、私と一緒だった別の人生を覚えている人とかで)


「ほんとに覚えてないの???ほら、私たち、魔法学校で


結構何回か一緒だったじゃない?


そんでさ、必ずいつも二人が成績ビリだったのよね(笑)


よく浜辺で箱にさ、打ち上げられたワカメみたいのを貼り付けて、


スクールで習った呪文みたいのを唱えてね、


それが何か鳥みたいになる練習してたじゃない?覚えてないの?」


と言われました。まったく覚えてません汗。いつもビリだったから


思い出したくないんですかね??(笑)


そもそも魔術ってどんなもんかも全然知らないし、興味がない……てか、めんどくさそう…


私には、普通の瞑想だけで充分です。


(そう言えば、人間的にも倫理的にも尊敬する、私が勝手に大リーグ級と思っている先生が


手のひらから火を着けるくらい、ご自分の少数精鋭の生徒さん達には


朝飯前と言われていたような……汗。)





以上、またとんでも話しですが、書いてみました。


読んで下さった方おられましたら、ありがとうございます。


また書きますね。


とんびオレンジ