見えない世界と親しむ

色んな形で見えない世界と楽しむ

呼びかけに、風が応える人 ②

昨日の続きを書きます。



ご家族のフラを拝見した後日、なんとT先生のご厚意で、


ご一行に一曲教えていただける、その内輪の室内ワークショップに


この初心者へっぽこまでが参加させていただけることになりました涙。


って、真っ青。これ以上のプレッシャーってないのでは・・・・


内心相当震えました。かちんこちんに緊張マックス。


そして、どういう訳か、自分の目の前に若きクムフラとご祖母様が??


近い・・・近すぎる・・・脂汗が・・えっとこの事態は・・・・そして


クムフラも踊られる??


幸い、どうやらこれは動き廻るフラではなく、膝で立って地面に座る形。


両手に小石をカスタネットの様に持って上半身だけの


シンプルな動きのものでした。踊りではないのかも?(ほっ・・・ってそうじゃない)


もしかしてまさか、これは踊りじゃない?ということで


可能な限りギリ、参加者に寄り添ったセレクトをされたのでは・・・???


そして笑顔でおられるけども、もしや、ほんとはどこかがまだしんどそうな気配???お熱は??


心配でした。なのに、ほんとにその・・・上手く言えないのですが


圧倒的に、この場、光の量が多い?


とにかくきれいなエネルギーが循環している・・・?


この方は、どこまでも柔和で、本物の優しさが全身から溢れ出していて


ご祖母様もまったく気どりない、優しさと温かさが溢れておられ。


空間に、もはや現実味がない・・・


まさか古代じゃなく現代の時代に生きてて、大都会の真ん中で


急にこんな豊かな体験をさせていただけるとは。


わしゃ一生の運を使い果たしたんだろうな・・・


と、それどころではなく、必死で教えて下さる身振りを覚えて動いていました。


歌われながら両手の小石を打ち鳴らすのは小気味よく、


シンプルながら、その後ずっと心に残ったものでした。


初心者が必死でついていって、無事に終わった時は、心底ほっとしました。


もう色々といっぱいいっぱいだったせいか、帰宅するとぶっ倒れて


ひたすら深く眠っていました(笑)



翌日の休日は、皆さんは隣の県の遠方へご移動だったし、


自分も仕事の疲労蓄積で体力もギリギリ、一日ゆっくり休むのが自然・・・・



なところでしたが


早朝起きたらもう居ても立ってもおれず、また電車に飛び乗っていました(笑)


電車に揺られながら、


あの、風がクムフラの呼び掛けに応えた時の様子を


ぼんやりと思い出していました。


人間の呼び掛けに、風が応えた。大勢の人が見ていた。


大風が、彼に応えていた。


あんなことがあり得るんだ・・・この目でナマで見た・・・・


ご本人らは、当たり前の様に、そこになんの不思議も感じておられないご様子だった。



駅に到着するとタクシーに飛び乗って、地方の田舎の体育館に辿り着き、


急いで、空いていた一番前の角のスチール椅子に座りました。


また会は始まりました。


体育館ということで、前回とは違ってどこかカジュアルでアットホームな場の雰囲気。


無心に、ひたすら皆さんご一行を見て聴いていました。目の栄養すぎる。


ご本人のお話しによると、10代の頃、本国文化の中でご自分は


誰も手が付けられないほど荒れておられた、とのこと。


でもそこで出会えたハワイ民族の歴史や、本来の文化、特に航海術によって、


ご自分の歩むべき正道を発見することが出来た、とのことでした。


ご先祖や、ご自分の道に対する想い。


始終明るく、優しくお話しされていました。


ご家族の歌やフラもまたご披露され、会場全体が始終温かく優しい、


穏やかな雰囲気になっていました。



気が付くと時間は早く過ぎ、もう会の終わり。


素晴らし過ぎて色々と、しみじみした気持ちでいっぱいでした。


穏やかで平和な空間でした。


空間自体が、栄養になってる・・・。自然に自分も、呼吸が深くなっている。



と、ここで、なんとクムフラから、今日出会えた温かい皆さんのために、


簡単なフラを一曲踊りたい、と急にお申し出があったようでした。



そ、そんなことが?あり得る??(絶句)



神事のではなく、ハワイで昔から有名な一般のラブソングですが・・・


とのこと。なんと。


ご兄弟がラフにギターをかき鳴らすと、クムフラが


あの麗しい豊かなお声で、ご自分で歌いながら、


軽やかに踊り始められました!!!これがラブソング!?


あり得ない。初めて見る。全身で踊られるのを?ナマで見る?



と、


えっ??



あの方は・・・・・


人間ですか?


もしかして、身体が水??


ほんとは水なんです、とか?


水の精なのですか??もしや全身が、水の塊でおられる???


動きのどこもが、常にダイナミックに静かに流れ続けていて、


引っかかる・留まることがなく


でもただの「上手」とかそんな質ではなく・・・何と言ったらよいのか・・・汗


やはり流れる、生きた水の精ですか?なのに、どの動きも軽やかで。


そして自然で、ただただ美しい。


人間のあの動きの印象は初めて見たし、動きと在り方があまりにも


既知の予想を越えていて、ちょっと放心してただただ見入っていました。


一般のラブソングです、ってあなた様・・・・


そうやってほんとに凄い人は存在しておられるんだろう・・・


この地球上の、あちこちに。


全てがあまりにも美しい・・・涙出る。沁みる。


(愛らしい「カピリナ」という曲でした。)



この肉体も自然界として一緒に大切にしつつ


同時に、外の大自然にも耳を傾け続け、決して置き去りにしないで


自分を丁寧に成熟させ続けて行くと、きっとあんな風に、


総合的な人間、どこへ行っても光の量の多さが溢れてしまって隠せない、


常に流れる水のようでもあって、広々とした存在感の、心優しい人、


になれるのかな・・等、色々感じました。なんにしても、美だった・・・



会が終わった後、T先生に呼ばれ、なんとクムフラと一緒のお写真に


入らせて下さいました・・・・あり得ない。(家宝)



全てが終わって、せめて自分も賛同の署名と寄付をし、


さあ帰ろう・・・として、


あっ、



「財布が空である。」


やらかした・・・。


ぎゃ~~~~~


と、


目の前に、T先生の旦那様が、ほんとに急に現れました。


「どうしたの?大丈夫??」と。


焦ってお話しすると、即5千円をも貸して下さいました!!


やらかしたご迷惑に申し訳なさでいっぱいで、心底からの御礼を言い、


帰路につきました。


ちゃんと地面に足着けて戻って、しっかり帰らないと!!!


そしてまた、あのカピリナの曲と踊りを無限に思い出しながら


無事に帰宅しました。(お金は後日ちゃんとお返ししました!!)



以上、昨日の続きのお話しでした。


読んで下さった方おられましたら、ありがとうございました。


また書きますね。


とんびオレンジ