見えない世界と親しむ

色んな形で見えない世界と楽しむ

好きな本からの引用文

こんにちは。


朝、『今思うと、霊媒(ミディアム)だったんだろうなぁ~の友だち』


というタイトルで文章を書いて、


8割方まで来たところで、全体の字体が急にとっても小さくなったりしました。


めんどくさっ。




こういう時は、「今はその話はやめとけ」と言われているのかな~とも思い、


あっさり記事を全部削除しました。(笑)


(いつでも書ける)




かと言って、また新しい話題をイチから書く気力もないし、


そもそも朝の時間帯が好きなので、


今日はもうこれ以上書かないで、ムリせず野の花を求めて


里山に散歩に行くことにします~~。ジェラート屋も~~~~。





でも、せっかくなので、


大好きな本に載っている、短い引用文を書いてみます。




この本は昔から全体がもう大好きで、


人間のリアル劇場に苦悩しながらも、見えない世界にも触れつつ


見える世界にも、見えない世界にも、真摯に敬意を払い、


誠意をもって「こんな私に何が出来るのか?」と自問しながら日々働く


沢山の市井の方々から集めた、内面と同時に外面の様々なエピソードを、


元ハーバード大学の心理学教授であり、ご自身も求道者のラム・ダスさんが


ご自身の言葉もところどころに織り込み、本のタイトルをテーマとして


鋭いと同時に霊感に満ちた彼の感動的な考察を書かれている本です。




医療・福祉職で働いている友だち2人にも勧めたところ、


一人は「も~~~公園で油断して読んでたら号泣しちゃって、目が腫れて


帰れなくなったじゃんよ~~~」


一人は「少しづつ寝る前に読んでて、枕カバーがその度に涙で濡れてます。」


と言っていました。


分かります。いつもの心の葛藤も、でもそれだけでは終わらない


突き抜けたインスピレーションも素晴らしいです。ラム・ダスさんに感謝です。




可能なら全部引用したいくらいですが、


怠け者なので短いところを書き移して(笑)、今日は投稿を終わろうと思います。





(「ハウ・キャナイ・ヘルプ」助け合うときに起こること

ラム・ダス+Pゴーマン著/ 吾妻典子・訳  ・ 平河出版社、


P139よりの引用。)




 
【かつて、大きく頑丈な侍が、小さな僧に会いに行った。


「僧よ」と、いつも人から服従されることに慣れた声で侍は言った。


「極楽と地獄について教えてほしい!」


  僧は、この力強い戦士を見上げると、軽蔑の念をこめて答えた。


「おまえに極楽と地獄を教えるだと?おまえには何も教えてやることなどできん。


おまえは汚れきってる上に、臭い。刀も錆び付いておるじゃないか。


おまえなぞは侍の面汚しだ。恥だ。えーい、目の前から消え失せい。


がまんならん。」


  侍は激怒した。衝撃を受けて顔が真っ赤になり、怒りで口もきけなかった。


刀を抜くと頭の上にかざし、僧を殺そうとした。


「それが地獄だ」と、僧は静かに言った。


  侍は圧倒された。地獄を教えようと、自らの命を差し出したこの小さな男の


慈悲と明け渡し!侍はゆっくりと刀を下した。


感謝に満ち、ふいに心が平安で穏やかなのを感じた。


「そしてそれが極楽だ」僧は静かに言った。】






(あ~~~~、これで良かったわ~~~~喜)


読んで下さった方おられましたら、ありがとうございます。


また書きますね。

とんびオレンジ